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ターゲットはズバリ!「高齢者&高・中収入層」(1)

2006年(平成18年)11月17日(木)
レポート・楊軍(ヤン・ジュン)
海外窓口担当:国際マーケティングサービス「中国国際福祉博覧会」 (TEL03-3555-0555)

<<「親孝行の国」中国、ターゲットはズバリ!高齢者&高・中収入層>>
〜高齢者市場購買力の分析〜

2006年現在、中国の高齢者人口は1.45億(最新データ)、20世紀90年代以来、平均年3.3%のスピードで増えつづけ、世界人口平均増加率の2.5%を大幅に上回っている。2020年に2億4800万人に達すると予測され、高齢者社会の急進が注目されている。高齢者人口の膨張に伴い需要も急増しつつ、史上最大の中国高齢者市場が形成された。

しかし、巨大市場の需要と対照的に福祉専門機器の欠乏、養老施設の不足などの問題が際立ち、これまで中国国内では生産技術や事業展開のノウハウがないため、供給能力が備えず高齢者市場の未開地状態が続き、少なくともここ10年の間に外国製品に頼ると見込まれている。

これに対し、中国政府が今春スタートした「第11次5カ年計画」において、「調和の取れた社会」を構築する為、福祉事業を突破口としており、福祉機器の輸入では関税、販売上では増値税の免除や、養老施設の外貨導入に対し、土地取得や貸付の面などで、優遇政策を施している。

しかし事実、昨年中国への外資直接投資の全44001プロジェクト契約数の中、福関係(衛生、医療、社会保障を含む)の個数が僅か22個、全体の0.05%も及ばず、全19業界の内最小である。

政策上の優遇があるとはいえ、実際高値な輸入品が高齢者市場に出現した時に、本当に買う人がいるのか?購入する経済力を持っているのか?高齢者が全国預金総額の40%を所有しているとは言え、ハイエンドの輸入福祉機器に立ち止まるのではないかと、懸念を持っており、事業参入に踏み出せずに様子見っぱなしの海外業者も少なくないだろう。

中国現在の消費状況や現代中国人の消費観念や習慣を把握する上でターゲットを見極めれば、これらの疑問は雲散霧消することに必至であろう。実際、福祉事業において外資参入初期の現在こそ、絶大なチャンスを掴みやすい時期とは言える。


◆経済急成長から生まれた社会全体の消費力急増

2003年秋、米証券会社ゴールドマン・サックスが「2050年には、世界各国の経済規模は日米を除き「BRICs」(BRICsはブラジル、ロシア、インド、中国のそれぞれ頭文字をとったものである)の4カ国が世界の上位に君臨するだろう」との報告書を出した。2003年の国内総生産(GDP)を物価に比例させて計算すると、中国は世界の13%を占め、7%の日本を抜いて2位に躍進。

今年の8月末、中国国家統計局の修正発表によると、2005年のGDPは又もや前年比10.2%増の183085億元となった。(下図2001年〜2005年中国国際総生産(GDP)と増加スピード参照)

経済急成長が背景とする巨大消費市場が安定且つ堅調な内需を見せており、更に、2008北京オリンピック&2010上海万博の開催予定がより一層大衆消費ブームを引き起こしている。
(下図2001年〜2005全国小売業消費品売上と増加スピードを参照)


2001年〜2005年中国国内総生産(GDP)と増加スピード

とは言え、経済成長の東西、城郷(都市部と農村部)の不均一が目立ち、外資参入がまず5億に近い人口が集まっている東部沿海地域、特に「裕福層」が集中、消費レベルの高い三大都市圏に着眼する戦略を打つべきであろう(三大都市圏とは北京・天津を中心とする環渤海地域、上海を中心とする長江デルタ地域、広州・深センを中心とする珠江デルタ)

2001年〜2005年全国小売業消費品総売上と増加スピード

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中国高齢者・障害者福祉「中国国際福祉博覧会」
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